紺色のひと

思考整理とか表現とか環境について、自分のために考える。サイドバー「このブログについて」をご参照ください

ねこのひのひと

こっちのカードはもう出し切ってしまっているのだ。僕にできることといえば、ただ時間が過ぎて答えが返ってくるのを待つことくらいで、きっと僕の望む返事が返ってくるのだろうとわかってはいるのだけれど、「未来のことはなにもわからない」、いちいち不安になっているのがよくわかる。
中学生の頃、好きだった女の子に好きな子がいるのを知っていたけれど、僕は自分の気持ちを伝えるのを我慢できなくて告白した。言ってしまってからせいせいして、いい返事とかそういうのじゃなくて、伝えてしまえたことに安心していたのだけれど、ひと月経つか経たないかくらいでその子からごめんなさいの返事が来て、僕はなにを謝ることがあるのさ、むしろ迷惑かけてごめんね、と言ったような気がする。今になってそんなことを思い出している。
カードはもう切ってしまった。callだ。あとは、僕を呼ぶ声をただ待つ。