紺色のひと

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2009-01-01から1年間の記事一覧

薄野 in the snow

すごく久しぶりに、夜の歓楽街ススキノへ。 早速、粗相。 案内板の前でたむろする者どもよ。 午前3時、天候は雪、気温はマイナス11℃。解散。 既に家に帰るのを諦めていた僕は、南へとふらふら歩き出した。 公園を抜け、除雪車とともに川を渡る。 さよなら。

クラゲ水族館と聖地巡礼(あと新婚的旅行)

id:matsukazutoさんが上げられたエントリに対抗すべく、今年5月に訪れた加茂水族館について写真つきでご紹介します。 元エントリはこちら↓ 世界一のクラゲ水族館でクラゲ料理を喰らう! - ポンパドール・パラソル:野望編 これまでのあらすじ 4月に電撃入籍…

春と夏の日

今日から夏になったと言ってもいいような日の写真。

生活の一歩

市内ではハイソな方々が暮らしているという界隈の、複合商業施設に行ってみた。棒ラーメンを扱っているお店があると聞いたからである。 シャープな家具や高価な洋品店の脇を抜け、棒ラーメンほかいくつかのものを手に入れた。 以下、紹介する。 1. マルタイ…

そして風は吹く

なんの気なしに写真にタイトルをつけてアップロードした。 2年前の今頃、同じタイトルで、似たような写真をアップロードしていた。 http://d.hatena.ne.jp/Asay/20071105/1194278168 僕には特に成長がみられない。

タカナのおばちゃん

同年代・同郷の友人と比較すると、僕の実家の親戚づきあいは深いほうなのかな、と感じている。古くから札幌に居るひとたちであり、居住地が市内に固まっていることもその一因だろう。友達が「田舎のおばあちゃんから送ってもらった」と果物などの話をしてい…

市内紅葉

同じくTiaraを持って、北大や親戚の家の近所を散歩してみた。やはり晴れた日中が強い強い。 あまりピント合わせをしている実感が持てないのだけど、思ったよりもオートフォーカスが敏感に効いているようだ。レンズのすぐ前に窓ガラスなんかがあると、奥の景…

今日の道東

秋は道東。やうやう白くなりゆく山の峰、朽ちたるホテルなどいとかなし。 ということで、id:badさんに薦められたFUJIFILM Tiara2の試し撮り。披露宴にも持ち込んだ。 広角28mm短焦点。僕はどうやらこの画角が好きらしく、一眼も28mmをつけっぱなしにしている…

おれにはなにができるか、という自問自答

腰を据えてなにかを読んだり書いたり、ということを、この数ヶ月あまりしなくなってしまった。結婚式の準備や仕事に追われていたと言えばそれまでなのだけれど、それでも僕のこれまでの生活からすればそれは異常なことで、出張先でぱらぱらと読む昔のライト…

紺色アサイのガールズ箭疾歩 第四回

秋ですね。秋といえばネットラジオですね。 ということで、本日夜21時頃スタートを目標に、久しぶりにねとらじなどをやろうと思います。第三回放送が昨年10月なので、一年ぶりとなります。今回はパーソナリティー(笑)が僕単独ではなく、妻とふたりでお届け…

終了

無事終了しました。ありがとうございました。

広角の秋

毎年、この季節になると、あちこち周っている。誰もいないので、風景写真のようなものを撮りたくなる。 9月、道東の漁師町。 同じ町の夕暮れ。 隣町でも空の色は変わらないのだと知った。もっと遠くへ行かなければ。 水のきれいな川。清らかだけれど、決して…

大人のための対子供格闘術【タタカイ】講座〜野外編〜

僕は週末に、親子を対象にした野外活動・自然観察会イベントのボランティアスタッフをしていて、幼稚園から小学校低学年くらいの子供たちと外で遊ぶ機会が多い。彼らにとって「力いっぱい遊んでくれる、無茶の利くお兄さんキャラ」というのは貴重らしく、周…

妻と海へ

妻の父の実家は海沿いの町にあって、そちらにお住まいのおじいちゃんおばあちゃんの家へ、お墓参りがてら泊りに行った。僕が海産物や漬物の類を好んで食べるので、あれもこれもと出してもらえたり、僕の勤めている会社のことなどで楽しい時間を過ごした。夜…

RSR初参戦記録 二日目

二日目。日射でテントが炙られ、8時頃に起床。特に目立ったこともせず、顔を洗ったりのんびりしたりして過ごす。よい日になりそうである。 昼前、物販にて各ミュージシャンの缶バッチ入りガチャポンに挑戦。4つ買って、ベンジー・マキシマムザホルモン・ハナ…

RSR初参戦記録 一日目

生まれてこのかた、アーティストのライブというものに行ったことがなかった。例外的な唯一の経験は中学生の頃、同級生がやった小さなライブハウスでの記憶で、がんがんに鳴り響く地下のホールの隅っこで僕は早々に退屈して膝を抱えて居眠りをしていた。 そん…

誕生日は道東のフィールドだより

出張から戻ると、妻が「お帰りなさい、同い年の旦那さん」と出迎えてくれた。3ヶ月間の姉さん女房期間が終わり、9ヵ月後までまた友達のような意識で生活が始まる。いや、友達のような、というのは少し違うのかもしれないけれど、同い年というのは僕たちにと…

生き急げ、と思ったこと

ここ数ヶ月の不調、仕事や生活の細かいところで躓く原因が明らかにできたと思う。おれが、積極的に安定を求めていたせいだ。 なるべく楽なやり方で、なるべく平和に、なるべく波風を立てないように、と。穏やかに生活することを目指していたつもりだった。そ…

夏の花のよう

生活に追われている、というよりも、仕事を含めた生活のバランスを取るのに苦労する日々が続いている。4年前と比べてモチベーションは明らかに下がっているのを実感していて、それを改めて言葉に書き出そうとしなくなったせいで正面から向き合わなくなった、…

妹ができました、もとい。

はじめて妹が欲しいと思ったのはいつ頃のことだっただろう。弟たちや従弟ども、三人兄弟の幼馴染たちの中で育った僕は、家庭に母親以外の女性がいる、ということについて現実的に考えることができず、家庭の外では女性にどう接していいのかわからないままと…

ひとり前夜祭 第三夜

深夜の道道を走りながら音楽を聞いていた。今の、落ち着かないような安らかなような、平静を装っているような、かといってあーもうっと髪をかきむしるほどでもないこの気分に、スネオヘアーがとてもよく合った。「のびたテープ」「ピント」あたりがとてもよ…

ひとり前夜祭 第二夜

今晩は、明日から全く違った生活を歩むことになるという意味で、大事な夜のはずだ。7日前からカウントダウンもした。けれど僕はそのカウントすら途中で数えることを忘れてしまっていて、こうして最後の日になって、ああそうか、と思い出すことになっている。…

ひとり前夜祭 第一夜

持ち歩いている手帖に、自分自身のことを書くことが少なくなった。考えごとをしなくなった訳ではなくて、生活を構築することや生き延びることからの脱却とか、暮らすことへの昇華、なんかについて思いを巡らせてはいる。けれど、僕の内から「死なないように…

アサイさんの引越し前夜

一昨年の秋に独り暮らしを始めて一年と半分、僕は居を移すことにした。 この大学の傍のアパートは学生ばかりで、ほとんど部屋に帰らない僕はその学生っぽい雰囲気に浸ることができず、結局部屋はただ職場から戻って寝る場所としての機能を忠実に果たし続けた…

先生と会った

上司に買い物を頼まれて行った電器屋で、高校時代の恩師にばったり会った。先生はもう僕の母校にはおらず、汽車で一時間くらいの町の学校に通っている、ということを聞いていた。 先生は老けていた。薄かった髪に特に変化はなかったけれど、顔全体にしわが寄…

春の嵐が吹き荒れる

ついこの間まで雪が降っていたとは思えない陽気が続く。今日は仕事を終え、いつものアパートとは逆方向、市内の実家へ向かう地下鉄へ乗った。 何千回と駆け上がった階段を上がり、小さな川の上の小さな橋の上でひと息つき、帰り道を辿るまばらな高校生を尻目…

「モテキ」の感想を書くよ。

恋人が表紙買いしてきた久保ミツロウ「モテキ」を読んだら、思いのほかがっつりと抉られてしまった。30近い男の心情を描いたものに共感するなんて年取ったなあとか、いちいち落ち込み方がリアルだなぁとか、そういうことを考えて紛らわせようとしたのだけれ…

「子どもウケするジブリ」について考えてみる

先日、複数の幼女とお泊まりをした。 誤解を招くといけないので正確に書く。関わっている環境教育でお泊まり会があり、子どもたちと山小屋に一泊した。子どもたちがはしゃいで遊んで遊んでとまとわりつくので、世代を超えて共通認識がありそうなネタを振るこ…

引越し準備中

繁忙期もひと段落したので、久しぶりに有給を取り、部屋を探しに出かけた。引越しをするのだ。今のアパートに越して来たのが2年前の9月だから、まだ一年半くらいしか経っていないことになる。出張も多いし、あまりこの部屋で眠っていないような気もする。冬…

冬の川、境、春の川

泥で真っ茶色になったブーツと雨具のズボンを川で洗った。こびりついた泥を砂でこそげ落とすように洗った。川は一昨日の雨で増水したきりで、水位が下がる気配はまったくなかったけれど、濁りはひいたようだった。水際の細かい砂を手のひらに掬い、ブーツの…