紺色のひと

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2013年、これはむしろ僕のソフトパレード

年賀状と、仕事と育児を理由に放ったらかしになっている部屋の片づけを少しだけ進めていたら、もう31日を迎えていた。慌しいというよりはただ自分の時間の使い方がうまくできていないだけの気もするし、娘の相手をすることを最優先にしたいと思いつつも、生活のための作業を疎かにはしたくないなあとも同時に思う。31日午前5時、ほぼ徹夜みたいな状態でこれを書くことにした。
とりあえず、一年の記事を以下にまとめる。


◆一月◆

お仕事周辺で時間・精神的に詰まっており、とてもブログどころではなかった。



◆二月◆

レッドリスト改訂に伴う「ウナギが絶滅危惧種に」のニュースを解説したウナギが絶滅危惧種!? レッドリスト選定について - 紺色のひとを書いた。
また、パブリックコメントを呼びかける幾多の動きから感じられる「ほんとにそれでいいのかよ感」に対する僕なりの解決策として、出すのはムダなの!?「コピペでパブリックコメント」の問題点 - 紺色のひとを書いた。
ウナギはタイミング的に、パブコメは資料として、よく参照していただいた印象。




◆三月◆

出産後、妻と娘とはじめてのお泊り旅行に行く。
親になる一年 - 紺色のひと



◆四月◆

円山動物園に行く




◆五月◆

2010年頃から積極的に発言してきた日本熊森協会関連の話題は、だいたい論点が出尽くしたと感じていることもあって、発言機会を意図的に減らしている。
それでも看過できないと思ったことにはきちんと意見を述べていきたいし、できるものならいい方向に向かって欲しいとは思うが、そのへんは期待しないようにしている。
日本熊森協会のヒグマ認識がひどい - 紺色のひと


もし森ガールがゆるゆるファッションで実際に『森』へ入ったら」は当ブログでキラーコンテンツと言ってもいい当たり記事だが、それがなんと中国の雑誌に取り上げられた、という驚きのニュースがあった。
不思議なこともあるものですね。
『もし森ガールが…』が中国の雑誌『知日』で紹介されました! - 紺色のひと


その他、カエルの鳴き真似など両生類のことについて。
俺の美声でカエルを発情させてみた - 紺色のひと
サンショウウオの卵もおいしそう? - 紺色のひと





◆七月◆

月末で30歳になる。思うところが多かった。
最期の終末 - 紺色のひと
Don't trust over 30のおれ - 紺色のひと




◆八月◆

妻と娘をキャンプに連れ出す。海にはあまり縁の無い生活を送ってきたので、遊び方がよくわかんない。しかし積丹ブルーはきれいだったし、ウニはうまかった。
はじめてのキャンプと積丹ブルー - 紺色のひと




◆九月◆

パシフィック・リム」を劇場でひとり見る。
『パシフィック・リム』みたメモ - 紺色のひと
その後12月、レンタルDVDで妻と一緒に見ることが叶う。



◆十月◆

マチ子に読み聞かせしていた絵本について、記録的にまとめておく。
マチ子1歳半までの絵本履歴 - 紺色のひと


年一回、恒例の記念写真は、自分が見ないようにしていた色々なものを写しとってしまうので危険だ。
記念写真と荒ぶりはじめた僕の腹部的な何か - 紺色のひと




◆十一月◆

狩猟免許の取得に乗り出す前に、そもそも自分にとって銃ってなんだろう、ということを考えたり考えなかったりした。
銃のさざなみ - 紺色のひと


妻がこれまで「まどか☆マギカ」を怖がって見ようとしなかったが、とあるきっかけで全話視聴。感想が面白いので実況ツイートした。
まどマギ(TV版)をみた妻の感想をツイートしてみたんだよ! - Togetterまとめ



◆十二月◆

1月末に東京で開催されるイベントへの出演・参加予告。
SYNAPSE Classroom vol.3「人と動物のつきあいかた」に参加します - 紺色のひと




総括


2013年12月31日現在、総はてブ数10,327はてなダイアリー内では135位 / 92,323人。2013年のブクマ獲得数は1,000弱。約1,800だった去年、約3,500だった一昨年より大きく落ち込んでいる。



ここ2年くらい、このブログは月に一回くらいの更新頻度になっていて、それは出張が多いだとか娘を寝かしつけていると妻と一緒に寝落ちしてしまって夜の時間が取れないとか、そういう制約とは別に、僕の中のアウトプットに対するモチベーションが緩やかに落ち着きつつあるということのひとつの証左で、それが僕には腹立たしい。


生活に追われて思考が成り立たないのも、思考に絡めとられて生活が疎かになるのも御免だ。ただ、意志の弱い僕は大抵楽なほうに流されてしまって、結局そのどちらも得ることができていない。それを数年続けていると、そもそも僕が表現したかったのは何かとか、そもそもなぜ誰かに伝えたいと思ったのかとか、そういう根源的な部分の力が失われて――というよりは平坦に慣れて――しまう実感があって、腹回りとともに僕の大きな悩みだ。


だから、生活そのものは娘が中心に回っているし、一番しゃべっているのは妻となのだけれど、僕自身と向き合うための媒体であるこのブログ上では、そういう生活の中を言い訳にしないで、おれがどう考えたかをきちんと残していかないといけないと思っている。




年末のエントリが「ソフトパレード」なのは、藤代冥砂さんの写真集「もう、家に帰ろう」の言葉が元になっている。

私たちのソフトパレードは続いてゆく。

まだまだこれから、ソフトパレードは僕と、妻と、娘によって続いてゆく。僕はそれと同時に、僕自身の生活をつむいでゆかなければいけない。