やまだもんごる
「ハチミツとクローバー」のDVDを見ることになって、晩ご飯が終わってから流した。はじめのうちは「ヤ・マ・ダ! ヤ・マ・ダ!」とか言いながら見ていたのだけれど、だんだん自分の掌を見ることが多くなってきて、それはつまり苛立ちだった。つらつらと感想を書こうとも思ったが、結局喪失感だのないものねだりだのという言葉に収束することは明らかであるようだったので、やめることにした。そんなのは実に馬鹿馬鹿しい。
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/07/14
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「おれにはなにができるか」とこれまでさんざ問うてきたけれど、そもそもおれはなにがしたいのだろう。それがわからないから可能なことをただ増やしたかったのか、それすらわからないのに可能なことを無目的に増やしていたのか、それすらも明らかにできない。実に苛々する。