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紺色のひと

思考整理とか表現とか環境について、自分のために考える。サイドバー「このブログについて」をご参照ください

果たされなかった約束

ビジュアル的なものが多いけれど、ある程度「こうなりたい自分」のイメージは固まっている。そういうのをいくつもいくつも積み上げることで年月を重ねてきた。「こうだったら恰好いいよな」と想像することで、常に自分が抱く理想像に自分を近づけようとしてきたつもりだ。そして、その結果生じた変化に対して、今までとは違う自分を感じたりすることもあった。例えばひどい言葉をさらりと流してしまえた瞬間だったり、嫌いだった言葉をあっさり使えてしまった瞬間だったり、その度に驚いてはいるのだけれど、今はもう大丈夫、それを成長と呼べる。
古いジーンズに綿のシャツを着てだらりとしているだけで恰好いい男になりたいと思っている。そういうのを意識することが少なくなっているのは、少しずつその像に近づけている証拠のひとつだと自覚していて、例えば恋人から恰好いいね、と言われたそのことが、以前思い描いていた恰好いい自分についてだったりすると、よし、またひとついい男になれたかな、と思えるのだ。

眠りにつくまえに何度も心の中で唱えてきた。「今日よりも少しだけ、明日はいい男になれていますように」

今のところ、おおむね方向性は間違っていないように思える。このまま行けば、自分のことも好きだと言える日が来るかも知れない。いや、僕のことだから、きっと、来るのだろう。