紺色のひと

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2018年、星巡のソフトパレード

歳を重ねるごとに体感する一年間が短くなってゆくとか、時間があっという間に過ぎるとか言うけれど、今年は特にそういう実感もなく、一日一日がじっくり過ぎて行った印象がある。秋に大きな仕事の節目があり、そこでようやく「ああ、やっと春から半年か」と思えたようだ。
移住後繰り返し書いていることだが、この数年ブログを含めた思考・表現のアウトプット欲ががっつりと低下していて、自分の中の言語化しがたい部分がどんどんと薄れていくようで怖かった。いや、現在進行で恐れている。twitterなんかで日常的に発生している諍いや、所謂エモい出来事に無理やり目を通しつつ、マイナスとプラスの振れ幅を保とうと感情的になることにしがみついているようだ。

年末、カメラを買った。前から欲しかったものだけれど、お仕事頑張ったよねというのと、今回も妻に「あなたはもっと写真を撮って」と背中を押してもらって、そのおかげで躊躇っていた注文確定ボタンを押せたのだ。
届いて早々、家の中で妻や子供たちにカメラを向けてみる。本にかじりついている長女、三語文を操り始めた長男、きかない彼らを、時に声を荒げつつ僕にはできない語り口でなだめる妻。楽しい。撮るのがすごく楽しい。

来年に向けて今年を振り返るというより、こういう気持ちで毎日暮らしてゆきたい。

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