紺色のひと

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寮私小説『モーニングスター』について

モーニングスター」は、僕が2008年に書いた私小説です。
大学生活を送った寮について「自分のために書き遺す」ことを最大にして唯一の目標として執筆を進め、08年7月・10月に市内で行われた同人誌即売会で頒布しました。
この度、その舞台となった寮が建て替えられるとのニュースを聞き、よい機会なので公開することとしました。


本作「モーニングスター」は、2008年の「僕」が寮生活を思い出したり、おもむろに寮について説明を始めたり、遊びに来た寮の友人たちと話しをしたりする自慰的私小説です。
頒布時のサークルカットに記された宣伝文句は

世の中には二種類の男子寮がある。
「きれいな男子寮」と
「残念な男子寮」だ――。

です。


各章へは以下からどうぞ。Web公開にあたり、若干の修正を加えております。

第1章「寮の話を始める前に」
第2章「それはまさに明けの明星」
第3章「四天王、来札」
第4章「この街に16号室はなく」
第5章「山霧が、晴れました」
第6章「別れの歌がうたえない」