紺色のひと

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夏休みは既に遠く

あれあれ、と思っているうちに夏休みは最終日を迎えた。一番の遠出が隣町の養護施設まで祖母に会いに行ってそのついでに郊外のアメリカ資本ショッピングセンターでヌテラモレッティを買った、というものだったのけれど、服にお金をかけてみたり、発送作業を済ませてしまったり、毎日のように飲み歩いたり、久しぶりに芝居を見に行ったりしたので文句はない。それでもこの内容は夏休みという言葉の響きには到底叶わなくて、だからと言ってどうすればよかったのかという答えも出せないから、これでいいと思うし、嫌な言い方をすれば「仕方のないことだ」。
ちょうど来札していたいーちゃんid:shokou5)とビアガーデンに行った。彼がこの街に来たのは三度目で、顔を合わせるのは四度目だった。ビールを飲んで日本酒を飲んで、去年よりも一昨年よりも馬鹿馬鹿しい話をたくさんした。きっとお互いに去年よりも一昨年よりも抱えているものは増えているのだろうと思ったけれど、所属や話題や年齢とは別の、なにか通ずるもの、なんて言葉で表される共有感があればいいのじゃないか、と感じた。一年越しの約束は必ず、と強調して彼は帰っていった。実に楽しみである。