会社帰りの深夜、道端で野良猫を見つけた。蟲使いみたいな声を出しながらそいつに近づいてゆくと、その白いのはひと声だけ鳴いて僕の右手に擦り寄ってきた。ネコミチはこれ好きだったっけなと思いながら後ろ足の付け根あたりをぐりぐりとしてやると、腹ばい…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。