紺色のひと

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銃のあしおと

猟期がやってくる。2回目となる狩猟者登録を行い、バッヂを受け取った。

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庭の金木犀。もう一月前の写真。


※本記事は「銃のさざなみ - 紺色のひと」および「銃のあけぼの - 紺色のひと」に続く、私的な狩猟・銃所持関連のメモです。

今年中に散弾銃を所持しようと思っていたが、見送った。自分で勝手に判断したことが裏目に出て、射撃教習終了証明書の有効期限内に許可が下りないことが明らかとなったためだ。金銭的なロスも痛いし、わざわざ教習に時間を割いてくれた方々に申し訳ない気持ちになった。
もともと「鳥をとって食べてみたい」が狩猟を始めた動機だったため、散弾銃の所持や銃そのものへのこだわりが強いわけではなかったのだ。土地柄、有害鳥獣対策が話題に上ることが多く、散弾を持っていたほうがなにかと良いかな……と準備を進めていたのだが、銃選びや申請をもたもたしているうちにこんなことになってしまってから考え直してみると、「別に今すぐ持たなくてもいいな」との結論に至った。
今のところ、散弾銃を持つなら、現在所持している空気銃の更新年に合わせて所持許可申請を行うのがいいのだろうな、と思っている。有害鳥獣対策としても、イノシシとシカがそこまで深刻に問題視されていない(将来的にはともかく)現在においては、急を要するものではない。


その有害鳥獣対策に関連する出動で、年配の狩猟者さんと知り合った。古い狩猟雑誌である「狩猟界」「全猟」などのバックナンバーを気前よく貸してくれ、また初猟にも誘っていただけた。気遣ってもらえて有難いし、ご迷惑でないようならもうしばらく教えを請いたいと思っている。


銃猟を続けるには、ある程度の生活基盤が必要となる。わかってはいたけれど、それなりに金銭的負担が大きい。幸いにして、来年からの仕事の波でもう少し生活が安定しそうな兆しがあるので、無理ない程度に続けてゆければと思っている。