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紺色のひと

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新訳「ドリトル先生アフリカへ行く」新旧を比較してみた

生活

子供の頃に何度も繰り返し読んだ「ドリトル先生」シリーズ。2011年からかわいらしい挿絵つきの新訳が角川つばさ文庫から出版されていると聞き、さっそく読んでみました。挿絵のキャラ描写や訳の新旧を比較してみるとともに、新訳を「子供向け作品としてのドリトル先生シリーズ」としてお勧めしたいエントリ。

https://www.instagram.com/p/NWGJYJso1x/
新旧対比!




■はじめに:ドリトル先生シリーズについて

「ドリトル先生」の名をご存知の方は多いと思います。エディ・マーフィー主演の映画になったりもしていますが、元は英国出身の作家であるヒュー・ロフティングがアメリカで出版した物語。動物の言葉を喋れるお医者さんが、犬やアヒル、オウムなどの家族と世界のあちこちを冒険する様子を描いたものです。

日本では、岩波書店から「ドリトル先生物語全集」として、井伏鱒二訳の1巻から12巻までが出版されているのが有名でしょうか。第1巻は1961年初版となっており、現在はその文庫版(全13巻)が書店に並んでいます。なお、井伏鱒二訳の出版にあたっては、児童文学作家・翻訳家の石井桃子氏の訳文を井伏氏が書き直し、さらに石井氏が修正したとされています。*1

その他、第1巻にあたる物語について、ポプラ社から2つの訳が出ている(こちらこちら)ほか、集英社からも絵本が出ています。



今回、英文学者の河合祥一郎氏により新たに訳され、角川つばさ文庫から同シリーズが順次発売されています。
特設ページを見てみると、その雰囲気がおわかりになるかと思います。大変カラフルな表紙、かわいらしいイラスト、やさしい雰囲気の訳になっているようです。
さっそく、第1巻「アフリカへ行く」を買って、中身を読んでみました。


※以下、特に断りがない限り、岩波書店・岩波文庫の井伏鱒二訳を「井伏訳」、角川つばさ文庫の河合祥一郎訳を「新訳」と呼び分けます。
なお、本エントリを作成するにあたって用いた文章・画像は、岩波書店「ドリトル先生アフリカゆき」ヒュー・ロフティング作・絵/井伏鱒二訳(1961年初版・1993年第45版) および 角川つばさ文庫「ドリトル先生アフリカへ行く」(2011年初版・2012年第5版)ヒュー・ロフティング作/河合祥一郎訳/patty絵 より引用しました。

※なお、以下では本作「アフリカへ行く」「アフリカゆき」の物語の内容を一部引用したり、あらすじを書いたりします。未読で楽しみをとっておきたい方は、本作をゆっくりとお読みになってから、もう一度本エントリを眺めてみるとよいかと思います。




■1.挿絵を比較

内容も気になりますが、まずは目を惹くその表紙イラスト! 挿絵を比較してみましょう。
井伏訳では、作者のロフティング氏ご自身が描いたイラストが挿絵として使われています。新訳の挿絵は新進の女性イラストレーター、pattyさん。

ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 (021))

ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 (021))

新訳 ドリトル先生アフリカへ行く (角川つばさ文庫)

新訳 ドリトル先生アフリカへ行く (角川つばさ文庫)

  • 作者: ヒュー・ロフティング,patty,河合 祥一郎
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2011/05/30
  • メディア: 新書
  • 購入: 12人 クリック: 502回
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左側に井伏訳、右側に新訳の挿絵を並べてみましょう。


まず、ドリトル先生。

*2 ←井伏訳 新訳→ 


ドリトル先生は、太ったイギリス人紳士として描写されています。懐の広い、ひとの良さそうな人物であることが伺える絵です。


次に、ドリトル先生の妹、サラ。

 ←井伏訳 新訳→ 


( ゚д゚)


(つд⊂)ゴシゴシ





ちょっ、ちょっと待って! 僕の記憶の中のサラは、ドリトル先生の動物好きに耐えかねて、釘を刺したり嫌味を言ったりした挙句、ついには家を飛び出してしまうキャラクターのはずだ! ドリトル先生そっくりの、なんかこうぶっちゃいくな感じの!

井伏訳の、ロフティング本人によるサラ画



それが今作ではなんと!

「ワニと暮らすなんていや! お兄ちゃんがそんなだと、あたし、あたし、お嫁にいっちゃうんだからねっ!!」



「わしの妹がこんなに可愛いわけがない……」


注:新訳はこのような表現ではありません。お兄ちゃんとも呼びません。ご了承ください。*3



ええと、あんまりステレオタイプなオタク的表現は好きじゃないのですが、あえて言わせていただきましょう。……初めてドリトル先生を読んで20年、まさかサラに萌える日が来るとは思わなかったよ!*4 サラかわいいよサラ!*5 うわあぁあああん!
すぐに家を出て行ってしまうので、今作でストーリーに深く関わってくることはないのですが、ドリトル先生のたったひとりの肉親として、第4作目「ドリトル先生のサーカス」での再登場が待たれますね!


ちなみに、ポプラ社の新しいほうの訳では、サラはこんな感じです。……英国のご婦人体型ですね。
*6




そして、かわいいのはサラだけではありません。表紙や特集ページ(アフリカへ行く)(航海記)を見ていただければわかる、動物たちのかわいらしさ! 「動物を動物らしく」そして可愛く描ける方の挿絵でよかった。
*7



新訳の挿絵を描いておられるpattyさんは、pixivなどで活動中*8のイラストレーター。拝見すると、鳥や獣のイラストがお上手なだけでなく、色づかいが大変素敵でした。挿絵が白黒なのが残念です。個人的には、本作で大型の猛禽類6種を描き分けていたのが大変印象深かったです。






■2.訳を比較
さて、文章を比べてみましょう。例として、アフリカ・ジョリギンキ国のバンポ王子と、その国の牢屋に捕まっているドリトル先生とのやり取りを引用します。

  • 井伏訳

さて、その夜、王子は、先生のいる牢屋へしのんできて、こんなことをいいました。
「色の白いあなたさま、私は不幸な人間でございます。もう何年も前に、私は本で読んだ『眠り姫』というのをさがしにゆきました。そして、何日も何日も他国を歩き回って、やっと姫を見つけまして、そっとゆり起こしました。すると、姫は目をさましました。でも、私の顔を見ると、『まあ、このひと、黒い!』といって、逃げてゆきました。
(中略)
でも、さっき、うわさでききますと、あなたさまはえらい魔術師で、霊薬を何服もお持ちとのことです。お力を借りにまいりました。どうぞ、私の色を白くして、もう一度、また眠り姫をさがしにゆけるようにしてくださいませ。」
井伏訳「ドリトル先生アフリカゆき」104〜105ページより一部引用


「色の白いあなたさま」「えらい魔術師」「霊薬を何服(なんぷく)もお持ち」「お力を借りにまいりました」など、一部時代がかったというか、若いひとには耳慣れないであろう表現が見受けられます。ただ、王子さまの言葉とすれば、これくらい仰々しくてもいいかな、と感じます。


  • 新訳

さて、その夜、ろうやの先生のところへそっとやってきたバンポは、こう言いました。
「白人よ、ぼくは不幸な王子なのです。何年も前に、本で読んだ”ねむり姫”をさがしに出かけ、何日も世界を旅したあげく、ようやく姫を見つけて、本に書いてあるとおりに起こそうとして、とてもやさしくキスをしました。たしかに、姫は起きたんですが、ぼくの顔を見たとたん、『あら、この人、真っ黒だわ!』とさけんで、逃げてしまい、ぼくと結婚してくれなかったのです――
(中略)
聞くところによれば、あなたはすばらしい魔法使いで、強力な薬をたくさんお持ちだとか。だから、助けてもらいにきました。ぼくがもう一度ねむり姫のもとへ行けるように、白くしてくだされば、……
新訳「ドリトル先生アフリカへ行く」102〜103ページより一部引用


すっきりと簡易な表現になっていますね。「霊薬を何服も」が「強力な薬をたくさん」になっていたり、眠り姫に行った行為がより具体的になっています。子供向けの新訳とすれば、とても読みやすい訳と感じました。



ちなみに、原文だとこんな感じ。

Well, that night Prince Bumpo came secretly to the Doctor in prison and said to him,
“White Man, I am an unhappy prince.Years ago I went in search of The Sleeping Beauty, whom I had read of in a book. And having traveled through the world many days, I at last found her and kissed the lady very gently to awaken her―as the book said I should. 'Tis true indeed that she awoke. But when she saw my face she cried out, 'Oh, he's black!' And she ran away and wouldn't marry me―...
(中略)
Now I hear that you are a wonderful magician and have many powerful potions. So I come to you for help. If you will turn me white, so that I may go back to The Sleeping Beauty...”
Hugh Lofting「THE STORY OF DOCTOR DOLITTLE」A Project Gutenberg Canada Ebookより引用


井伏訳では「and kissed the lady very gently」キスをしたくだりが省かれているのがわかりますね。



また本作では、アフリカの奥地の珍しい動物として、双頭のヤギめいた動物*9が登場します。

挿絵左側のやつです。


井伏訳で「オシツオサレツ」とされたこの動物、新訳では「ボクコチキミアチ」になりました。
この動物、原文では「Pushmi-Pullyu」(push me, pull you)と呼ばれており、井伏訳ではこれに「押しつ押されつ」と名付け、新訳では「僕こっち、君あっち」としたわけですね。


新訳あとがきによる、訳者の河合さんの主な変更点をまとめると以下のようになります。

  • 井伏訳で一部が略されたりしていた部分を、原文どおりに訳した
  • たくさん登場する食べ物の名前も丁寧に訳した
  • 当時のイギリス通貨を日本円に換算
  • 原文のrhyme(韻踏み)を再現した

例えば、井伏訳で「先生のおやつのパンを焼」いていたのは、イングリッシュ・マフィンをトーストしていたと訳。時代の流れに沿って、一般に広がったものは忠実に訳したとのことです。また、井伏訳を読んだ方にはおなじみ、子ブタのガブガブの好物「オランダボウフウ」は、冬野菜「パースニップ(アメリカボウフウ)」と訳されました。




■3.よいなと思ったところ
僕が新訳「アフリカへ行く」を読んで感じた「よい点」をまとめてみます。

○とにかく読みやすいこと。
上でも触れましたが、井伏訳独特の言い回しが薄くなったことで、子供にも読みやすくなったものと思われます。また、作中に登場する通貨が日本円換算されており、一行がやらかした事態などを金銭的に読み取れるのは面白いと思います。この本の対象年齢とされている小学生に○シリング△ペニーとか言っても、その言葉がどれだけの意味を持つか(例えばボクコチキミアチ=オシツオサレツがいくらでサーカスに売られるか、とか)なんて、全然わからないのではないでしょうか。マシュー・マグが目を丸くする50ポンドってどんなお金だろう、と僕は思っていました。
もちろん、雰囲気が失われる、という指摘もあるかと思います。


○原文に忠実な訳であること。
わかりやすさ重視で本文をいじったりしていないところは、(失礼な言い方ですが)大変好感が持てました。ドリトル先生を語るときに避けて通れない、差別的表現も基本的にそのままのようです。
一方で、本文の後に「編集部より読者のみなさまへ」として、時代背景による人種差別からロフティング自身が逃れられなかったこと、作中でも「見目より心」と書いていることなどから、改めて差別表現への子供向けのフォローがなされています。


○挿絵がかわいい!
本屋さんで最近の児童小説コーナーを眺めてみると、ドリトル先生のような古典新訳ものや、新しいものに、カラフルなイラストの表紙が採用されていることに気付くでしょう。それが「今の子供の主流」とすると、こうした流れは歓迎すべきと考えます。サラかわいいよサラ!



■4.気になった点
一方で、本作を読んで気になった点もいくつかあります。


○挿絵とのギャップ
僕個人として、この挿絵はすごく好きなのです。子供にもとっつき易いと思います。しかし、一点とても気になるギャップが。


それは、ジョリギンキの王子、バンポ

浅黒い肌のイケメン王子として描かれています。
しかし、訳が原文に忠実なため、文章ではバンポが黒い大男のままなので、ギャップが特に激しいのです。


上記の訳比較で引用した部分の挿絵を比較してみましょう。構図はほとんど同じで、原作のシチュエーションを再現したよいシーン選択なのです……が。


 ←井伏訳 新訳→ 


ロフティングによる挿絵や本文からもわかるように、ここは「ごつい黒人の夢見がちな若者が、童話を読んで白人になりたいと憧れる」というシーンなのですよね。バンポのキャラクターそのものが、ある意味ロフティングの人種差別意識を体現しているとも言えます。バンポの外見と内面のギャップとか、彼の気持ちを逆手にとった老獪なオウム・ポリネシアの小ズルさとか、そういう部分を読み取ることが困難になっています。

ましてや、バンポは次作「航海記」で、ドリトル先生、インディアンと三人組で命がけの戦闘を繰り広げる、本作きっての戦闘員キャラです(オックスフォード大学に行ったりするインテリでもある)。かっこいいんだけど、読み手の子供がそこに違和感を覚えないかちょっと心配です。


以下は勝手な想像ですが。
日本において、黒人差別と出版界のあれこれ(言うまでもなく「ちびくろさんぼ」発禁など)があった以上、ロフティングの挿絵に忠実な描写は難しかったのではないかと思います。ドリトル先生シリーズに対しても、市民団体が回収を要求する運動が行われた過去があるとのことです。*10忠実さとご時世、そして子供向けの絵……その着地点がこのキャラクター描写だと僕は考えますので、バンポのキャラにあれこれと言うつもりはありません。


だって、王さまとお妃さまはこんなんなんですよ?
 ←井伏訳 新訳→ 




○動物たちのセリフ
本作では、動物が喋ります。結構な勢いで喋ります。特に、ドリトル先生の家族である犬、サル、オウム、アヒル、子ブタ、フクロウ、白ネズミのセリフは大変多いです。
ブタはバカでわがままな子供で、世話焼きのアヒルのガブガブはそんなブタに容赦ない*11お母さん役、など、セリフまわしでキャラ付けが為され、動物たちが家族の中でどのようなポジションかが分かるのは本作の読みどころのひとつと言えます。

で、新訳で気になったのは、オウムのポリネシアと白ネズミです。


オウムは「物知りで(ずるがしこい)おばあさん」。作中で183歳と明かされるのだけど、いくつか「ねえ先生知ってる?」とか、あんまりらしくないセリフがあって、おばあさんキャラが確定してないような気がします。僕の好みなのかもしれませんが、彼女、ポリネシアのセリフに関しては、井伏訳の口調を踏襲してもよかったのではと感じました。
また、白ネズミがチューチュー語*12。「でちゅ」「気がちた」というのは、ネズミのセリフとしてわかりやすいけど、ちょっと……。



○文章装飾
これは、多分僕の個人的な印象論でしかないのですが。
僕は「ハリーポッター」シリーズの訳や本づくりがあまり好きではありません。読む気をなくさせる大きな要因が、作中のフォント変更と太字だと僕は思っているのです。
で、本作でも太字やフォント変更が一部で見受けられ、正直僕はそれを見て「うわっ、これもか」と思ってしまったのです。が、原文にあたってみると、原文で斜字体になっているところを忠実に装飾している、ということが判明し、その気持ちは大分落ち着きました。
例:“Well, I suppose it might be possible,”→「うむ、できるかもしれない」




■5.ということで、総評
結論から言いますと、僕はこの新訳「ドリトル先生」シリーズを、ドリトル先生を知らない子供たちに広く読んでもらいたい、と思っています。


本作が出版された「角川つばさ文庫」は、「文庫を読む前のさらに若いみなさんに、スポーツやマンガやゲームと同じように『本を読むこと』を体験してもらいたいと作られたもの」とのことです。そのとっつきやすさとして、この挿絵と優しい訳はたいへん合目的的だと感じました。
岩波書店の井伏訳は、対象年齢を「小学3,4年以上」としていますが、小学校中学年〜高学年の本を読み慣れていない子に薦めるなら、僕は井伏訳ではなく、迷いなく新訳を選びます。
ただ、中学年より年が上で、既に本を読むことに抵抗がないなら、井伏訳を読んで欲しいかな、とは思います。挿絵の存在が作品を強く印象付けるものである以上、作者本人が描いた挿絵のほうが、より作者のイメージを反映できるのではと考えるからです。


僕がそうであったように、井伏訳・ロフティング絵に慣れた大人にとって、この新訳は(特に挿絵が)受け入れづらいものと感じるかもしれません。幸い、井伏訳も本屋さんで手に入りますので、自分が読むときでも、誰かに薦めるときでも、選ぶことができるようになったわけです。
僕たち大人は往々にして、自分の知っているものと違うものが出てきた場合、嫌悪に似た違和感を抱いてしまいますが、読み手の子供にとってどうであるか、が大事だなぁ、と僕は思うのです。



僕が子供の頃に夢中になったシリーズが、こうして新しく訳され、絵がついて、今の子供たちに再び読まれる、というのはなんと素晴らしいことだろう、と思います。医者として、獣医として、そして博物学者として描かれるドリトル先生の魅力を、子供たちに知ってもらいたいと思いますし、影響を受けて動植物や彼らの暮らす世界のことに、もっともっと興味を抱いて欲しいなと考えています。
角川つばさ文庫の紹介ページに寄せられた小学生諸氏の感想なんかを眺めていると、なんだか嬉しくなってきてしまうのです。


なお、新訳は現在、5巻目である「動物園」まで刊行中! 2巻「航海記」は本シリーズの語り手であるトミー・スタビンズ君が初登場! 注目だ!
*13


新訳 ドリトル先生アフリカへ行く (角川つばさ文庫)

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新訳 ドリトル先生航海記 (角川つばさ文庫)

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新訳 ドリトル先生の動物園 (つばさ文庫)

新訳 ドリトル先生の動物園 (つばさ文庫)



2012.07.22 01:58 rhyme(韻を踏む)の綴りが間違っていたので修正しました。ご指摘ありがとうございます。
2012.07.22 09:45 スタビンズ君の画像を追加したほか、文章表現を修正しました。
2012.07.22 12:50 動物の画像を追加しました。
2012.07.22 20:40 誤字を修正しました。(オシツオサレレツ→オシツオサレツ)

*1:岩波書店「ドリトル先生アフリカゆき」あとがきより

*2:この井伏訳挿絵のみ、3作目「ドリトル先生の郵便局」p21より引用しました。

*3:新訳では「たった今、あのワニを追い出さないなら――私、私、出て行って結婚するわ!」となっています。ちなみにドリトル先生は「兄さん」と呼ばれています。

*4:たったひとりの肉親である兄の身の回りの世話や家事をこなしてくれていた妹に対し「よかろう、出て行きなさい」と言い放つドリトル先生の無慈悲さとか、そのときのサラの気持ちとか、言いたいことはたくさんあるのですが、本作の紹介とは外れるので割愛します。なお、サラはその後、この地区の教区長である牧師さんと結婚していることが明かされます。ああサラ、幸せになっておくれ!

*5:僕には強度の「居なかった妹に対する執着」があるのですが、思えばドリトル先生はそれを意識した最初の作品だったかもしれません。よかった、初めて読んだドリトル先生が新訳じゃなくて!

*6:この画像はポプラ社webのたちよみコーナー ポプラ社より引用させていただきました。

*7:この画像は角川つばさ文庫/新訳 ドリトル先生アフリカへ行く特集ページより引用させていただきました。

*8:と思われる。同名、同タッチの方がいらしたのでそう判断しましたが、プロフィール欄にお仕事のことは書かれていなかったので、リンクは張らないでおきます。

*9:もちろんセントール=サンではない。

*10:Wikipedia−ドリトル先生アフリカゆき−作中の表現について呆冗記 ドリトル先生を守れおよびWikipedia−黒人差別をなくす会など。

*11:というか子ブタはあちこちで文句を言ったりドジをやらかしたりして、犬にもオウムにもフクロウにもさんざん言われる、ムーミンでいうところのスニフポジション。

*12:手塚治虫「ブラックジャック」のピノコ的、というか。

*13:画像は角川つばさ文庫/新訳 ドリトル先生航海記特集ページより引用させていただきました。スタビンズ君カワイイヤッター!

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