紺色のひと

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僕たちのソフトパレード〜08年のまとめ〜

大晦日になったものの、一年の終わりの日という実感がまったく持てず、戸惑っている。道路は湿ったみぞれでびちゃびちゃと薄黒く、僕の一番嫌いな春の雪融けの季節を思い出させる。31日と言えば、部屋の窓から暮れる日を見て、こんなことがあった、来年はどうだろう、なんて考えるのが常だったはずなのに、今日は日暮れなど望めそうもないし、だいいち感傷も湧いてこない。

ただ、その年末の微妙な感情と、2008年にいろんなことがあったと思い返すのはまた別の運動で、思い返せば実際にたくさんのことが僕の身の回りには起こっているし、起こしてもいる。
1月。5年半付き合っていた恋人と別れた。(言葉を作った奴にこの野郎 second season - 紺色のひと
2月。バレンタインに母直伝のケーキを焼いた。(アンちゃんケーキのひみつ - 紺色のひと
3月。告白した。恋人ができた。(恋人ができました。 - 紺色のひと)(時には惚気の話を - 紺色のひと
4月。「登場人物になりたかった」ことに気づいた。(登場人物になりたかった - 紺色のひと
5月。道南に桜を見に行った。(道南のひと - 紺色のひと)その他爆発音がしたり森見氏を読んだりと興奮が絶えなかった月。
6月。寮の小説を書き始めた。(つかまえること - 紺色のひと
7月。24歳の終わりにある挑戦をした。25歳になった。(25歳になる前に本気出す(新しい自分を見つける的な意味で) - 紺色のひと)同人誌が完成した。
8月。かえってゆく場所を意識し始める。(かえってゆく場所 Last season - 紺色のひと
9月。海に行ってばかりだった。(海へ来なさい - 紺色のひと)初めてホッテントリに入った。(サケ科魚類オタが非オタの彼女に国産サケを軽く紹介するための10種 - 紺色のひと
10月。同人誌をまた即売会で配ったり、ねとらじをやったりした。あと、もう一度告白をした。
11月。生きる気力が足りないと気づいた。(生きる気力が足りないと、僕が錯覚したこと - 紺色のひと
12月。どんな仕事をしたいのか考えた。(どんな仕事をしたいのか? - 紺色のひと

なにはなくとも恋人。僕のこの一年はその一言に尽きた。未来という名前の現実をいかに構築してゆくか、ということに対して、スロットルをまわして自分を本気にしてゆくような一年だった。
来年は走り出せればいい。藤代冥砂さんが書いていた。

私たちのソフトパレードは続いてゆく。

もう、家に帰ろう

もう、家に帰ろう