紺色のひと

思考整理とか表現とか環境について、自分のために考える。サイドバー「このブログについて」をご参照ください

欲しがり

時折、夢の中身を日中まで引きずる。あるいはぼうっとしながら働かせていた妄想の続きに囚われる。それらはどれも現実みが「なきにしもあらず」程度で、起こり得る(あるいは起こし得る)とわかってしまうから、今の自分の立ち位置をそのたびに疑ってしまう。
ctrl+Z、「ひとつ前に戻す」を自由自在に使えたら、という気持ちを消すことができない。現実が順調に幸せに進んでいるときにばかりこういう思考が浮かんできてしまうのは、決して今に満足していないからではなくて、手に入れられなかったこと自体を悔やんでいるからだと思う。おれは煩悩でできているのかも知れない。