紺色のひと

思考整理とか表現とか環境について、自分のために考える。サイドバー「このブログについて」をご参照ください

心の傷は上書きでおk!

昨日の昼は職場の先輩と昼食を一緒にとった。話の流れで「彼女と別れました」と言ったその夜、先輩の彼女から「私の後輩紹介したげよっか?」とメールが入った。ちょww話早過ぎwwwと思ったが、尻に敷かれている先輩方なら無理もないだろうと思い直した。

よく聞く「誰かに紹介されて云々」というのを経験したことがない。というよりも、多分都会の悪いイメージが先行しているから意図的に避けているのだろうと思う。幸いにして僕は田舎で学生生活を送り、キャンパス内はほぼ顔見知りのような状況だったから、そういう恐ろしい世界に首を突っ込まなくても済んでいたのだ。先日のメールを送る件にしても、世の同年代男子は女性と知り合うのにこんな苦労をしているのかと想像すると涙が出る。というか、僕は卑屈なまでの受身のくせになぜ女の子の知り合いが多いのか不思議ではあるな、と今さらのように思っている。男性が少ないだけで相対的なものかも知れないし、女性3男性1とかそういうオーダーなのかも知れないし、そもそも女の子のほうが多いというのが見栄や幻想なのかも知れないから、まぁ、それはいい。
結局、次みんなでご飯食べるとき連れてくるよーということになったのだけれど、僕ははなっからなにも期待していないし、正直先輩方のコミュニティにそうまでどっぷり漬かるのは気分がよくない。善意の紹介も引き込む手段に見えてくるくらいだ。だったら飲み友達の子とたまに会ったり、ぶらぶらと写真を撮ったりしているほうがいい。


他人にキスされた回数の10倍キスすれば愛を証明できるのはこい☆ぞらの世界に留まらない。前の彼氏がしたキスの数を3日で抜く男もきっと似たようなものなのだ。昔の偉い人は言った。

心の傷は上書きでおk!

と。
心に傷を負ったというよりは、なにもない状態に戻った、というのが自分の中での整理の付け方で、変に哀れむよりはとりあえず放っておいてほしいものだ、と自分勝手なことを思ったのだった。上書きするにもタイミングってもんがね。