紺色のひと

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答えの出ないことを考えること

昨晩は友人と僕の家で酒を飲むことになり、21時に近所のスーパーで待ち合わせて酒を買い、僕はいつものようにサイダーを、向こうはビールと黒糖焼酎を買って部屋へと向かった。今年はどうすんのよ、とかこれからの人生設計とか、答えが出そうで出ないことについて延々と話していたら、時刻は朝の6時になっていた。友人の嗜好を意識してふぃぎゅ@とかみくみくとかミクル伝説とかばかりを部屋に流していたせいで、真面目なはずの話も終始にやけた笑いとリズムの中にあった。
時間の感覚を忘れてぐだぐだになるまで飲んだのは久しぶりのような気がした。酒が入るとすぐに寝転がってぐでんぐでんになってしまう僕は店や大人数での飲み会が性に合わず、こういうふうに友人と家や飲み屋の端っこで酒をあおっているほうがいい。
結局2時間ほど仮眠を取ってのろのろと起き上がり、薄味のチキンうどんを作ってふたりで食べ、ぽつぽつと話を続け、昼過ぎに解散した。部屋に残ったのは寝不足から来るものすごい重さの気だるさと、答えの出なかった処々の事項に対するいくつかの考察と、昨晩の会話で頭に残っている数個の言葉の感触だけで、明日から仕事始めの僕は明日までにやっておくと啖呵を切った残務に手をつける前に、ともかく一度夜まで眠ろうと思ったのだった。