紺色のひと

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買い物をする日

なんだかんだで2日からずっと街に出てばかりだった。このところ、同い年の若者と食事や酒を飲む機会が多いせいか、自分の服になんだか微妙なものを感じたので、今日は服を買おうと思って意気揚々と街へ出たのだ、今日が仕事始めの皆様には遊んでて申し訳ないと思いつつも。
graniphでTシャツ何枚か買って、あとは古着屋でネルシャツの一二枚くらいをと思っていたのに、Tシャツ屋さんでは店員のお兄さんに「ウチは少し大きめに作ってますからSでも大丈夫ですよ」と言われ揺らぎ*1、古着屋さんでは自分の腕の長さにどれも八分丈になり、でまったく選べず、最終的に帰り道に持っていたのはかろうじてサイズが合ったネルシャツが一枚と、無印の(またか!)無地の長袖Tシャツとパーカーが一枚ずつ、あとは四角い木製のお盆だった。なにをしに行ったんだ。
サイズの問題は確かにある。細身のくせに胸と肩が少し厚めで、おまけに腕が妙に長い僕は、Tシャツを選ぼうとするとMサイズもLサイズもうまく合わない。ロンTと呼ばれるものになるとそれがもっと顕著になるから、僕ははじめから七分にしてしまうか、袖の長さが気にならないものを着ることが多い。しかしそれ以上に服を買う上で支障になるのが「この布にうん千円か」という目で見てしまう価値観で、それはそれで自分の芯になるところから来ているのだと理解はしているけれど、もうちょっと格好いい服を着てみたいと思う気も確かにあって、いつも葛藤を重ねたまま店を出るのだった。このへんにもてない原因のひとつがあるのは明確だとは思うのだけれど、最終的に買わずに出るという選択を下すことが多い以上、それは僕のものだとして受け入れるしかないのだろうと思っている。

*1:Mでも肩がきついのにSなんか着れるわけないだろ! 確かに細身だけどそのへん見てくれよ! という期待と失望