紺色のひと

思考整理とか表現とか環境について、自分のために考える。サイドバー「このブログについて」をご参照ください

生活

バターサンドだけじゃない!六花亭の底力、喫茶室を知っているか

北海道が誇る定番みやげのひとつ、マルセイバターサンド。この美味しさは六花亭の名を全国に轟かせていますが、どっこい底力はこんなものじゃない。六花亭の真髄はケーキや軽食を楽しめるイートイン、すなわち「喫茶室」にあると言っても過言ではありません…

銃のあけぼの

2014年12月22日、空気銃を持った。 狩猟免許試験(第一種銃猟、わな猟)も2014年の秋に受かっているので、あとは自治体に狩猟者登録をすれば晴れて出猟できるのだけれど、今年は日程の都合上無理そうなので、射撃場が空くのを待っている状態だ。一年前、「持…

掌編私小説「リバーズエンド」

車の少ない国道を走っている。小さな橋を通り過ぎようとしたとき、ふと何かが引っかかって、車を停め川原に降りてみた。礫の大小が揃わず、足元が沈むそこには、わずかに腐臭が漂っている。何かが引っかかったと言ったけれど、この匂いを走行中の車から僕の…

時には写真の話を

ここ一年くらい、休日にカメラを持ち出すことが減っている。カメラが重いとか、おむつセットをザックに入れるとカメラのスペースがなくなるとか、細かい理由はいくつか思いつくのだけれど、一番自覚があるのは「積極的に写真を撮ろうという意欲が薄れている…

ウチダザリガニを食べて、外来生物のことを考えてみた

少し早いお盆休みを取って、北海道の東側に行ってきました。 目指すは道内でも数少ない怪獣伝説のある湖、屈斜路湖! 当然怪獣の名前はクッシーなのですが、似た名前のクッタラ湖やクッチャロ湖にクッシーはいるのだろうか、とかそんな非建設的なことを考え…

合唱曲

自分の誕生日を忘れてしまいそうな毎日を過ごしている 娘と妻の待つ家に帰ることを心待ちにしながら日中を過ごしている この先どのように生きてゆけばいいのか、たまに考えながら過ごしている この日常から逃げ出す逃避行の現実味のなさに怯えながら過ごして…

おーちゃんクッキーのひみつ

祖母がつくるクッキーはおいしい。とてもおいしい。厚地で硬めでぱりっと食べ応えがあり、甘すぎずにクルミが香る。従弟たちも「ばあちゃんのクッキーは食べだすと止まらない」「やっぱりこれが一番」と口を揃える。レシピは娘である僕の母にも受け継がれて…

花の名という題名_2014

ずっと、「あの花の名はなんだ」というタイトルの小説を書きたいと思っている。 ――花の名という題名 - 紺色のひと 仕事の内容や愚痴についてはwebに書かないようにしている。 誰が見ているかわからないから、という理由が第一にあるが、それ以前に自分が感じ…

桃太郎の入った桃はどこから流れてきたのか問題

「写真で一言ボケることに特化したサービス」、ボケて。ここに投稿された「桃太郎」の裏設定ボケがはてブで話題になっていました。 【ボケ】鬼ヶ島では角が生えずに産まれた子供を大きな桃に入れて海や川に流す習慣があった。 - ボケて(bokete) はてなブッ…

春が来たりて風が吹き、氷は海へと還るのだ

三月。年度末のこの時期は、毎年忙しい日が続くのだけれど、今年のそれはちょっと尋常ではなくて、二月の中頃から休みなしでの出社が続いた。今月の頭に一度、三連休で山形に行った他は、休みの日に娘と遊ぶこともできず、粛々とおしごとをこなさざるを得な…

米を煮て食うだけの日々

仕事が繁忙期を迎え、家に帰る時間が遅くなる日が続く。土日を費やしてもやることはまるで減らず、娘マチ子の顔は朝起きて保育園に連れていくまでの間にしか見られなくて、妻から聞く話で言葉の上達に驚いたりする。マチ子の寝かしつけのまま妻が寝落ちてし…

冬の水面

静かな心持ちでいたいのだ、深い雪の中を流れる冬の川のように。静かに笑い涙して、優しく微笑んでいたいのだ。たとえ針のような言葉を投げつけられても心折れることのない、静かで強い心が欲しいのだ。ひとりきりでも生きてゆけるくらい、冷たく強い心が欲…

2013年、これはむしろ僕のソフトパレード

年賀状と、仕事と育児を理由に放ったらかしになっている部屋の片づけを少しだけ進めていたら、もう31日を迎えていた。慌しいというよりはただ自分の時間の使い方がうまくできていないだけの気もするし、娘の相手をすることを最優先にしたいと思いつつも、生…

銃のさざなみ

感受性の豊かだった時代は過ぎ去り、荒ぶった心持ちを詩や小説に叩きつけることをしなくなった。心を平静に保つ術を得た代わりに、立ったさざなみの運動エネルギーを大切に覚えておくことができなくなった。大人になるのはつらいことだ。 かねてからの検討事…

記念写真と荒ぶりはじめた僕の腹部的な何か

毎年、10月の三連休には記念写真を撮ることにしていて、今年で4回目となった。結婚披露宴からまる4年経っている(結婚5年目)はずなのだけれど、まだそれだけかというのと、あっという間だったなというののどちらの気持ちもあって、時間の経過についてきちん…

マチ子1歳半までの絵本履歴

娘マチ子、もうすぐ一歳半。いつのまにか自分でカラーボックスから絵本を引っ張り出して「はい! はい!」とせがむようになった。とても嬉しい。これも妻が積極的にそういう時間をつくってくれていたからだろうと思う。記録をかねて、今うちにある絵本を並べ…

『パシフィック・リム』みたメモ

各所で話題の「パシフィック・リム」を見てきました。おもしろかったです。初代ウルトラマン・平成ゴジラ以外の特撮作品をあまり見たことがない特撮ファンとして、とりあえず思ったことを書き殴ってみます。 12.11 ブルーレイ&DVDリリース レンタル/VOD 同時…

Don't trust over 30のおれ

川のすぐそばで水音を聞いている。 川を遡る魚が好きだ。 生まれた場所に戻り命を繋ぐロマン、なんてものではなく、流れに逆らって上る、という行為そのものに憧れを抱く。はじまりの場所を目指して遡る。遡上親魚にとって、リバーズ・エンドは河口ではなく…

最期の終末

まあその、なんだ。 僕の話です。 僕にとって、24歳という年齢はちょっと特別だった。 高校生くらいのとき、自分がこの先どんなふうに歳をとっていくのかを想像してみたことがある。高校を出て、大学に通って、仕事をして、24歳になって、そのあとがぷっつり…

妻と両生類が完全に一致

僕の妻はクラゲが好きで、山形県にあるクラゲで有名な水族館に行ったときはしばらく展示階から動かなかった。結婚してから、妻は両生類・爬虫類の類も好きなようだ、ということを知った。僕はおさかなが好きで、両生類もまあ嫌いではないし、どちらかという…

親になる一年

僕の仕事がひと段落したのと、一年子守りで篭もりっきりの妻の慰安をかねて、温泉旅館に一泊してきた。胆振方面の古い温泉街で、今はやや寂れつつあるが、30年前には祖父もよく通ったと聞く。国道沿いの海産物直販所で中国人観光客の皆さんに混じって水槽の…

出すのはムダなの!?「コピペでパブリックコメント」の問題点

「パブリックコメント」をご存知でしょうか。政策などを決めるにあたって、国民からの意見を聞くための制度です。このパブリックコメントを巡っては、以前から「コピー&ペーストによる同一意見の提出」が問題視されています。なぜ、コピペではダメなのか? …

2012年、僕たちの、僕と妻と娘のソフトパレード

高校生の頃、12月31日。夕方になると自分の部屋にこもって、「今年も終わるんだなあ」なんてことを考えながら、無理やりに自分を感傷的な気分に追い込もうとした。それが僕の年越しのあり方で、かなりの間その儀式は続いていたのだけれど、ここ数年の年末に…

メリークマムシ!クマムシさん手ぬぐいの活用法

みなさん、ちょっと遅くなったけれど、メリークマムシ! ひと呼んで「不自然な森ガール」、みやまちゃんです。 このあいだ、日本のほこるクマムシけんきゅうしゃ・ホリカワさんからプレゼントがとどきました! とってもうれしかったので写真をとってみました…

海のむこうに/手向けの花が選べない

漁火が見えた。丘の高いところを走っているときは随分近くに思えたのだけれど、道路の海抜が低くなるにつれて光は水平線に吸い込まれていって、僕が思っていたよりもそれらはずっと遠い海の向こうの、水平線に近いほうに出た船のようだった。 まだ暑くなる前…

記念写真と荒ぶる娘のハーフバースデー的な何か

10月10日は僕と妻の結婚披露宴があった日である。せっかくだし、毎年記念写真を撮っている。今年は3回目、4年目の撮影になった。 結婚して間もない頃、義母から「結婚して3年間は新婚さんだからねー」と言われたのをよく覚えているのだが、その定義に照らせ…

おむつ夜曲

暑かった九月もいつの間にか終わりを告げようとしている。マチ子は5ヶ月になり、つい先日寝返りをうつことを覚えた。離乳食も始まり、表情も豊かになってきて、いよいよ眠って泣くだけの生き物ではなくなっている(大分前からそうではあるのだけれど)。 出…

北海道の冬、原発なしで電力は足りるか?について考えてみた

全国的に「節電の夏」です。大飯原発の再稼働に始まり、反原発デモ、関西電力と大阪市長のやり取りなど、原発・電力関連のニュースが連日流れています。僕の住む北海道では、「北海道で24時間の節電検討」という次の冬が心配になるニュースが…。本エントリで…

新訳「ドリトル先生アフリカへ行く」新旧を比較してみた

子供の頃に何度も繰り返し読んだ「ドリトル先生」シリーズ。2011年からかわいらしい挿絵つきの新訳が角川つばさ文庫から出版されていると聞き、さっそく読んでみました。挿絵のキャラ描写や訳の新旧を比較してみるとともに、新訳を「子供向け作品としてのド…

ウニじごく

北海道オホーツク海側に住む妻のおじいちゃん家から、オレンジ色の海産物が届きました。ウニです。 エゾバフンウニです。 通常、身といわれ食用にされるのは卵巣の部分で、エゾバフンウニの身は鮮やかなオレンジ色なのが特徴です。ウニは雑食なので何でも食…