紺色のひと

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写真

アサイさんの引越し前夜

一昨年の秋に独り暮らしを始めて一年と半分、僕は居を移すことにした。 この大学の傍のアパートは学生ばかりで、ほとんど部屋に帰らない僕はその学生っぽい雰囲気に浸ることができず、結局部屋はただ職場から戻って寝る場所としての機能を忠実に果たし続けた…

冬の川、境、春の川

泥で真っ茶色になったブーツと雨具のズボンを川で洗った。こびりついた泥を砂でこそげ落とすように洗った。川は一昨日の雨で増水したきりで、水位が下がる気配はまったくなかったけれど、濁りはひいたようだった。水際の細かい砂を手のひらに掬い、ブーツの…

遺すために写真を撮るということ

ここ一週間で、市内で開催されている写真展をふたつ回ってきた。僕にしてはずいぶん積極的に写真に触れている。 ひとつはマッキナフォトで開催されている、杉田協士氏の写真展「犬星展」、もうひとつは大通まち×アートセンターOYOYOで開催されている、OYOYO…

再び三たび地の果てへ

出張ついでに、道東は野付半島へ。野付と言えば日本最大の砂嘴(さし)にして渡り鳥の観察スポット。オジロワシもオオワシもちぎって投げるほどいる。何度か訪れているとはいえ、まだ見ぬエンカウントに期待は高まるばかり。 野付半島 - Wikipedia しかしス…

真冬のひと

今さらのように本州の柔らかく湿った冬を思い出すのだが、僕の目の前に広がるのは握っても握っても固まらない細雪だった。僕はそれを少しかなしく思う。

ニヤリ月

あっ! 顔だ! アップで撮った。目は宵の明星と木星かな。 すくいぬ お前ら今すぐ月の周り見ろ!!!1おんなじこと考えてるひとはたくさんいたようだ。こちら釧路!

「思えば遠くに来たものだ」、なんて言うにはまだ早い気がして。

11月の写真。 「竜の巣だぁあああああ」 「えっ、ちょっと薄くない?」 地の果てのさらに果て と、その果ての海。 しのりん&はしぶーと 大草原のちゅるやさん

結詞

浅き夢 淡き恋 遠き道 青き空 今日をかけめぐるも 立ち止まるも 青き、青き空の下の出来事 夜は陽水ばかり聞いている。

こんなにも秋なのに

こんなにも秋なのに、季節についてゆけない。

この半年を思い返せば

ふと時計を見ればもう晩御飯の時間で、ふとカレンダーを見れば9月も終わろうとしている。日のある時間はあまりに早く過ぎ、生きている時間もあまりに早く過ぎるように感じられる。幸せなことだ。自分の撮った写真を、半年前から順に眺めてみた。どれも撮った…

海に来ました

海に来ました。 遊ぶ子ども。プライベートビーチのように人気のない奥まった砂浜。珊瑚のように赤く染まった草。 どこかで見たことがあると思ったら一度来たことがあった岬で、そのときにかかっていた霧のせいでそれに気づかなかった、と灯台を見てわかった…

海へ来なさい

海へ来なさい 太陽に負けない肌を持ちなさい 潮風に溶けあう髪を持ちなさい どこまでも泳げる力と いつまでも歌える心と 魚に触れるような しなやかな指を持ちなさい 海へ来なさい そして心から幸せになりなさい

夏はどこだ

数々のブログから、夏が染み出してくるようだ。僕の巡回先のひとつに川ガキ写真家の方のブログがあるのだけれど、夏は彼にとって活動の最盛期であり、海へ川へと水辺を忙しく飛びまわってはお仕事に精を出されている。僕はというと蛍光灯の明るい社内で、機…

初夏と時間

出先のひと

道南のひと

二泊三日で島の南へと花見に出かけた。帰ってきてみれば写真のほとんどが桜と恋人を写したもので、ずっと隣にいればそうもなるかぁ、と改めて思ったのだった。 金曜の朝方に出発し、その日の昼前にパコダテへ。星型要塞を中心に桜を見て回った。翌日昼に発ち…

春がきましたよ

桜前線はまだ北海道に到達しない。世のショクブツ写真家に負けず、春の花をちょいとお届けします。それにしてもおじいちゃん・おばあちゃん写真家が花とか夕日に集まるのって、動かないからなんだろうか。動機なんてどうでもいいのだけれけど。 フクジュソウ…

ライカでいず

祖父が昔使っていたライカを僕にくれた。一週間前のことだ。祖父がずっと昔写真を撮るひとだったと聞いたのはそれからさらに2年以上前のことで、僕は祖父の家の納戸から発掘したスライドを透かしながら話を聞いた。祖父は、僕の母がまだ幼かった頃に雪祭りに…

太陽を見た

決意のようなもの

「日々の些細から、何かを導くのは無駄なことだ。」もう、家に帰ろう作者: 田辺あゆみ,藤代冥砂出版社/メーカー: ロッキングオン発売日: 2004/04/30メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 332回この商品を含むブログ (147件) を見る今の自分に必要だと思って…

イロクロ

恋人と別れてすぐ、カメラにモノクロフィルムを入れた。別に哀しい気分に浸りたかったわけでも、世界が灰色に見えたとかでもない。それで3週間が経って、切ったシャッターはたったの5回だった。駄目なのだ。冬だということもあるのだろう、白黒ではとても足…